【北ア】  常念詣でのつもりが…  山スキー

 

ひさびさに常念山脈へ。

 

 

一ノ沢登山口より入山。

いつものように笠原沢出合まで板を担ぎ、その先からシール歩行。

 

例年出合から先は猛烈なデブリに覆われ大変なのだが、

今年は雪面がかなり滑らかで楽チン楽チン!

 

 

 

 

 

奥の二俣で斜面を物色するが、どちらの沢も面ツルでデブリなし。

左俣に入り常念乗越までの急登を、シール+クトーで頑張る。

前日にも誰かがスキーで登ったらしく、シール跡が残っていた。

 

 詰め上げた常念乗越は槍の展望台なのだが、

この日は稜線に雲がかかりしらーっとしていて残念系…。

 

 

 

 

 

ここから常念岳に行く予定であったが、

横通岳の方に目をやると、ピークから一ノ沢に落ちる南東斜面がえぇ感じ!

 

ピークから雪はつながっているし、二俣で見た下部の感じからしても条件は良さそう。

常念岳は何度も滑っているけど、横通岳はお初という事実が追い打ちに。

 

「あのラインを滑るなら今日でしょ!」

 

大勢は決した。

 

 

 

 

 

シールで登れると思ったが、コル先の雪付きは微妙だったので担いで山頂へ。

 

あいかわらずヤリホはパッとしないが、

常念北面をブリーフィングするには最適ですなここは!

 

 

 

 

山頂から南東面にドロップ。正面に常念をとらえながら。

適度な斜度と快適ザラメを楽しみながら滑り降りる。

 

奥の二俣では登山者に激写されてしまったが、

お初のラインを終始快適に滑れたので満足!

 

 

 

 

 

笠原沢出合から下は、一ノ沢右岸を行けるところまで。

右岸にはすでにシュプールがつけられており、なかなか絶妙なライン取り。

そのままついていったら1600mまで滑走でき楽ができた。

 

後で知ったのだが、

この絶妙なシュプールはほんの10分前にむらちゃんさんがつけたもの。

 

ちょっとの時間差なのに、最後までむらちゃんさんには追いつけず…。

さすがむらちゃんさんですわ。

 

 

 

 

 

 

2014.4.27. Sun 横通岳から一ノ沢右俣

 

【ヒエ平7:45-大滝8:35-常念乗越11:10-横通岳12:45-一ノ沢1600m14:00-ヒエ平14:45】